ねじれや歪みの少ない包丁を!松尾刃物の製品へのこだわりを知ってください!

ねじれや歪みの少ない包丁を!松尾刃物の製品へのこだわりを知ってください!

『研ぎ』についてのこだわり

昔から堺の包丁作りは、“鍛冶屋”と“砥ぎ屋(刃付屋)”に分業されています。
もちろん、堺の鍛冶職人は全国でトップの実力を持っていますのは、TV等でもよく紹介されていますが、
ここでは実は包丁作りにおいて大変重要でありながら、日頃あまり紹介されない刃付職人の砥ぎの技術について紹介させて頂きます。

なぜあまり紹介されないのか?

それは、美しい火花が散る派手な鍛冶技術に対して、刃付技術は比較的地味で、
精度の高い刃付ほど、何段階もの繊細な手作業を何度も何度も繰り返し手懸けるにもかかわらず、
その良し悪しがTVや文章ではなかなか伝わらないからです。

『もら』とは?

実は刃付の仕事で一番重要なのは、包丁の表面に凸凹(これを『もら』と呼びます)がなく、
限りなくまっすぐな平面であるということ。
これが一般の方には見えないもので、刃付の良し悪しに大きく関わり、
その有無により良い包丁か悪い包丁かの差が出ます。
例えば、車のボディの凹みは皆さんでもわかると思いますが、包丁の凹みは、
よほどの『もら』でないとわからないのです。
職人が、この『もら』を見る目を修得できるまでには、何年もの修行が必要なのです。

『もら』をできるだけなくす


 

いかがでしたか?
包丁作りの『刃付』はこれほどまでに神経と時間の掛かる作業なのです。

私共、松尾刃物製作所の誇る“登録商標 源泉正”は鍛冶職人はもちろんの事、
刃付の技術が特に優れており、全国(世界)トップクラスであると自負しております。